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ビジネスデザイン学科1年の折戸菜緒です。
9月1日~4日まで、慶応大学の日吉キャンパスで開催された「The 5th U.S. Embassy – Keio SFC – TOMODACHI Entrepreneurship Seminar 」に参加してきました。
同じビジネスデザイン学科1年の宮本裕依さんとチームを組みました。「実現したい社会、未来のイメージ」というテーマで事前にグループで話し合い、アイディアを出し合って応募書類を作成しました。最初のアイディアは「三世代同居することを一般的にしよう」という、いかにもありがちなものだったので、もう一度まっさらな状態から作り直しました。
書類審査応募段階で最終的にたどり着いたのは「女性がノーメイクで生きていけるような社会を目指そう」というものになりました。せっかく参加するのなら、特別、目を引くようなアイディアにしようという作戦でした。
いざ会場へ行ってみると、まわりは年上ばかりで私たちだけいろいろ浮いているような印象を受けました。参加者もスタッフの方々も全国各地から来ていて、地元の言葉での会話が新鮮でした(笑)。
4日間にわたり、たくさんの方のお話を伺いました。ポストイットを活用したブレインストーミングや企業家精神まで、あらゆる視点から会社を成功に導いていく術を学びました。実際に起業して失敗を重ね、それが今に繋がって良い方向へいったという経験など、大学の授業だけでは学ぶことができないようなことを吸収することができました。
メンターの方のお話を聞いた後は、実際に自分たちのアイディアを提案しブラッシュアップしていきました。自分たちのアイディアをビジネスにどうつなげていくべきかを考えたとき、「女性をノーメイクにする」のではなく、「男性が化粧をする社会を一般的にする」ことのほうがより現実的ではないかと考えました。今まで考えていたものと180度違う視点から考えるのは大変でしたが、こちらのほうがどんどん新しいアイディアがでてきて、発想の転換はかなり大事だと感じました。
ターゲット顧客は誰で最終的にはどのような社会を目指していくのか、利益をどのように得ていくのかなど、突き詰めて考えスライドにまとめました。3日目に中間審査があり、そこで13組中6組が4日目の最終審査に参加できるというもので、発表はかなり緊張しました。質疑応答には、あまりうまく答えることができませんでしたが、最終審査にはなんとか残ることができました!中間審査で自分たちだけでは思いつかなかった部分を指摘されたので、最終審査までには様々な質問に対応できるようにと作戦を練りました。
4日目最終審査は皆がスーツを着用していたため空気がピリッとしていて、直前までメンターの方にアドバイスをいただきながら本番に備えました。中間審査で落ちてしまったチームから敗者復活戦で2チームが選ばれ全8チームがホールでプレゼンテーションを行いました。質疑応答の時間には、かなり叩きのめされました...(汗)
賞は取ることができませんでしたが、実際に企業の方々から直接お話を伺いながらアイディアを磨いていくというのはものすごく貴重な体験でした。このセミナーで終わりではなく、これからどんどん自分から進んで様々なことに挑戦していこうと思います!