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今年もハイレベルな英語によるビジネス講義開始です

皆さん、こんにちは。自称PR担当教員の前田です。
さて、今年も現代ビジネス研究所研究員の太田行信氏による、「ハイレベルな英語によるビジネス講義(Business in English)」が始まりました。昨年一昨年に続き、3年目となります。

 対象の学生は、TOEIC750点前後の実力があり、大量の課題を読みこなして英語によるディスカッションに参加する意欲がある者です。今年は、英語コミュニケーション学科3年 真船未来さん、国際学科3年 松本梨奈さん、ビジネスデザイン学科2年 小林千夏さん、同 丸山紗英さんの計4名が参加しました。

初回(10月18日)の講義では、米GEの前CEOのフラナリー氏がなぜ解任されたのか、ニューヨーク市の財務管理官が、なぜ大企業に対して取締役の候補者にマイノリティーを加えるよう要請するのか・できるのか、がテーマでした。

今後、隔週で以下にような講義が続きます。今年は、アップルを題材にしています。金曜の夜に、単位も付与されない寺子屋のような講義ですが、本当にやる気と向上心がある学生にとっては、またとない成長の機会となるはずです。

第1回 Organization of a company
会社の組織を、その機関と構成員(株主、株主総会、取締役会、経営陣)の役割から理解する

第2回 Corporate governance and stakeholders
企業は利益をあげるための組織であるが、誰のために行動することを期待されているか、またどのように監視monitor・監督superviseされているか、を考える

第3回 Accounting and financial statements
企業の活動は会計accountingによって経営管理され、その成績が評価される。財務諸表financial statementsについて理解し、その作成の原則とどのような人々が関わっているかを理解する

第4回 Analyzing a company
アップルの財務諸表に基づいて、同社のビジネスとその状況を分析する

第5回 Ethics in business
発展途上国での労働問題や環境保護等について厳しい批判を受けているなか、企業がどう対応するかを考える

第6回 Corporate leadership and executive pay
CEOなどの会社のリーダーはどのように選ばれるのかを学び、近年高騰する経営者報酬問題について考える

第7回 IT business: innovation and presentation skills
創立者で前CEOスティーブ・ジョブズのiPhone発表時のプレゼンテーションを視聴して、そのプレゼンテーションスキルを分析するとともに、ITビジネスにおけるイノベーションについて考える