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【藥袋ゼミ】熱いアイデア会議!ラコルベイユのブランドづくり

こんにちは!藥袋ゼミ3年の世良結菜です。

今回のゼミ活動では、A、B、Cの3つのチームに分かれ、それぞれのチームでアイデア会議を行いました。会議では、ラコルベイユの商品である下着用洗剤、柔軟剤、クレンジングについて、ラコルベイユのブランドを活用した提案内容を考え、その内容についてラコルベイユの和田さん、長谷部さん、そして藥袋先生にフィードバックをいただきました。

私が所属しているBチームは、ラコルベイユの主力商品である柔軟剤のコアなファンをつくるためのブランドづくりについて考え、意見を共有しました。

まずは簡単に私たちが担当している柔軟剤についてご紹介します。柔軟剤はラコルベイユの中でも人気NO,1を誇っている代表商品です。肌に優しく、香水のような洗練された香りが特徴です。特に可憐な蘭のお花をイメージしたオーキッドの香りは、ふんわりと優しい香りでお客様から大人気です。優れた特徴を多く持っているため、価格帯は一般の柔軟剤よりも少し高めに設定されている、いわゆる高級柔軟剤に分けられます。このように魅力たっぷりのラコルベイユの柔軟剤ですが、近年の高級柔軟剤における競争の激化に巻き込まれています。その理由は、優れた機能や品質などの高付加価値が付けられた高級柔軟剤が市場に多く出回ることで、製品の市場価値が下がり、日常的に手が届きやすい一般的な商品になる「コモディティ化」が進んだからということが考えられます。高級柔軟剤市場で生き残るために、ブランドを活用した他社との差別化が求められます。そこで私たちが考えたのが、特徴を活かした消費のシーンの提供です。

ラコルベイユの柔軟剤の特徴はなんと言ってもふわっと香る優しい香りです。しかし、香りを訴求点にした場合に、実際に経験してもらわないと良さがわからないという問題が挙がり、経験から価値を見出していただく仕組みが必要であると考えました。さらに、ラコルベイユの柔軟剤の主力商品であるオーキッドの香りは、競合とは異なる珍しい香りなので、どのような香りなのかイメージがつきにくいという課題点があると考えました。それを解決するべく、共感できるシーンを提供し、顧客に香りのイメージ付けをさせるというアドバイスをいただきました。これを踏まえて、顧客自身の記憶や思い出を呼び起こせるようなプロモーションを考えていきたいと思います。

また、今回のアイデア会議では、実際に商品を開発する方ならではのアドバイスをいただきました。それは、ものを買うときになぜそれを買おうと思ったのかという「きっかけ」を覚えておくべし!というものです。商品を開発する側になると、一般顧客目線で考えることが難しくなるため、一般の消費者がどのような目線で商品をみるのかを当事者として考えられる今のうちに、「なぜこの商品に惹かれたのか」ということを考えることで、想像力が鍛えられるということです。これから商品やサービスを購入する際には、常に「私はなぜこの商品を買いたくなったのか」という意識を持つことを習慣にしていきたいと思います。

後期のゼミの活動もいよいよ大詰めに入ってきました!今回のアイデア会議を通して学んだことを活かし、最終プレゼンに向けて準備を進めていきます。