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こんにちは!
「女子大学生と男子中学生が一緒に考える」プロジェクトです!
私たちは2月24日(水)に男子進学校である駒場東邦中学校1年生のロングホームルームの時間をお借りして、「アンコンシャスバイアス=無意識の偏見」について考えるワークを行いました。
このプロジェクトでは、普段から「異なる環境」で生活し、「異なる価値観」を持っている女子大生と男子校中学生が「同じ課題」について考えていくことで、お互いに視野を広げることを目的としています。
3年間継続して行うプロジェクトの第1弾として、「アンコンシャスバイアス=無意識の偏見」について一緒に考えました。
※プロジェクトの詳しい内容についてはこちらのプレスリリースをご覧ください。
プロジェクトの1年目となる今年は「アンコンシャスバイアス」をテーマに行いましたが、難しく考えるのではなく、『楽しみながら』考えることを意識してワークの提案を行いました。普段接点のない男子校中学生と一緒に行うからこそ、女子大生の意見をただ押し付けることにならないよう、生徒さん自身が自らの発見や気づきとなるよう、トピックを設定しました。
当日は、会計ファイナンス学科の学生とともに「ファーストジェントルマン」「ディズニープリンセス」の2つのトピックに分け、自分の中にある「無意識の偏見」について授業を行いました。
約1ヶ月という短い準備期間の中でしたが、メンバーで何度もミーティングを重ね、駒場東邦中学校の先生方にたくさんのフィードバックをいただき、また多くの方々の協力を頂きながら私たちのできる最大限を詰め込みました。
本来であれば対面での授業をする予定でしたが、新型コロナウイルスの影響も受け、Zoomを使用したオンラインでの実施となりました。
今回は1年目ということもあり授業する側の経験がない学生が多く、「オンライン形式」になると決定した時は不安もありました。
しかし、ビジネスデザイン学科で2018年にスタートした「ティーチング・アシスタント(TA)」制度で2020年度TAを経験した3年生に授業の組み立て方を教わりながら準備を進めてきました。
当日はオンライン上で男子校中学生と上手くコミュニケーションが取れるか不安もありましたが、積極的にワークに取り組んでくれる姿や、元気に発言してくれる姿を見て、私たちも楽しく授業をすることができました。
※当日の授業の様子はこちらから
実際にワークを行った生徒さんからも、「無意識のバイアスが自分の中にあることに”気づいた”」「自分のいる当たり前の日常にもあることに”気づいた”」という声もいただくことができ、私たちも非常に嬉しく思っています。
今回プロジェクトに携わった2年生の中には2021年度TAを務める学生もいるので、3年生方から教えてもらったオンラインでの授業運営に加え、私たちが今年経験させていただく対面での授業運営をしっかりと学び、来年の活動に活かしていきたいと思っています。
私たち大学生もこれからの活動をとても楽しみにしておりますので、皆様もぜひ3年間の活動を見守っていただければ幸いです。
駒場東邦中学校の先生方、生徒さん、本当にありがとうございました!来年度もどうぞよろしくお願いいたします!
昭和女子大学グローバルビジネス学部ビジネスデザイン学科
3年 丸山紗英、増渕桃花
2年 坂本美紀、井上華奈、松岡明日香
*なおこのプロジェクトは21年3月2日付毎日新聞「無意識の偏見ありませんか 大学生が中学生にジェンダー平等授業」でも紹介されました。