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本日更新していますのは、ビジネスデザイン学科保田ゼミの山崎萌と山村真央です!
「金融ビジネスのニュートレンド」の授業内で今とても注目を集める、マネーフォワードという家計簿アプリで起業した、辻庸介社長をゲストスピーカーとしてお招きし、講義をしていただきました。
まず、マネーフォワードとは現在200万人のユーザー数をもつ全自動家計簿アプリです。
このアプリを作ろうと考えた理由は何だったのでしょうか?
辻さんは、
お金の問題を気軽に相談できる人がいないのではないか?
投資で3000万損をしてしまった人をみて、この人は一体誰に相談するのだろう?いないのではないか?
と思ったそうです。金融機関に相談するのだと金融機関側の商品をおすすめされたりすることが多くすれ違いが起こるという問題点があります。そしてそれを解決するのがインターネットなのではないかと考え“マネーフォワード”が生まれました。
「なぜ、お金がないのかが分かるアプリケーション」
お金が貯まるように導いてくれる素晴らしいアプリです。
学生たちからは、
「FPなんて必要ないじゃん」
「家計を守るのは母じゃなくてアプリの時代」
「仕事がなくなる」
などの声が・・・
家計簿のように現状を“見える化”することによってどうしてゆくべきかが見えてくる。
とおっしゃっていました。
ある辻さんのメンターとして慕う方を例に話してくれたのですが、会う人、時間、仕事へのアウトプットをデータ化することで自分をより良くしているそうです。私達にそうしろというのではなく、見える化はとても大切で正確なのだと話してくださりました。
また講義の中であったらいいなと思えるサービスを考える時間を設けてくださり、実践的に授業に取り組みました。辻さんの気さくな人柄のおかげで学生たちは興味津々に授業に取り組むことができました。
そして就活または今後に向けていくつかアドバイスもいただきました。
●成功者の横で働き、その人の考え方を学ぶ
●選んだ企業の意思決定をしているトップは時代に乗れている人なのかを見る
●自分のできること、何で勝負してゆくのかを早いうちに見つけ極めよ
●付き合う人より付き合わない人を選ぶ
●結婚相手には、お金の稼ぎ方を知っている人を選ぶ
など的確で実践可能なお言葉をいただき大満足です。
大手企業に出資してもらっているということで、どう数多くの大手企業を説得したのですか?と質問をさせていただいたのですが辻さんは人脈と信頼だと答えてくださいました。
日々の積み重ねが大切であり決してその時のプレゼン力であったり企画内容が一番大切というわけではないのですね。
最後にこうおっしゃっていました。
Bitcoinができたように、国だけで通用すくマネーは意味がなくなる。
金融機関ではなく、ITが金融サービスに入ってきているのが現状である。
世の中が変わってゆくことで、必要な物も変化してゆくということを理解しました。
講義を終えて、私達学生たちは物事(お金)に対する考え方が、新しくなったのではないかと思います。このように、成功者の考え方を学ぶことができ一層視野を広げるビジネスデザイン学科です。
辻さん、本当に刺激的な素晴らしい講義をありがとうございます。