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ビジネスデザイン学科に合格なさった皆さん、おめでとうございます!
学科長の今井章子です。皆さんが当学科を志望し、見事、高倍率の試験を突破なさったこと。本当におめでとうございます。
この投稿では、改めて、当学科が目指していること、皆さんに期待することを書きたいと思います。少し長いですが、是非、最後まで読んでください。
2013年に発足した「ビジネスデザイン学科」は、女性が活躍する社会の将来を見すえた新しいコンセプトの学科です。2019年3月までで計3期の学生が卒業し、それぞれの夢を実現すべくビジネスの最前線で活躍を始めています。また、2020年3月卒業予定の4期生も、進路(ほとんどが就職)は100%決定し、自らの道を切り拓こうとしています。
ビジネスデザイン学科では、1年次から英語を集中的に学ぶほか、経営学やマーケティング、経済学といった「ビジネス5つの知」の専門科目の講義が始まります。2年次の前期(4月~8月)には、アメリカのボストンにある昭和ボストンキャンパスで、ビジネスの基礎を英語で学ぶ「グローバルビジネスプログラム」がすべての学生に提供されています。
また、当学科の特色ある講義として、3年次学生の中から選抜されたティーチング・アシスタント(TA)が中心になったPBL形式の講義を運営するグローバルビジネス基礎演習(通称・基礎ゼミ)が早速、1年次前期に行われます。
大学生活の後半では、学生が「グローバル・ビジネス」、「ICTイノベーション」、「ビジネス・デザイン」の3つの集中領域に分かれて専門知識を深めたり、「プロジェクト研究」を通じて実務家と対話しながらビジネスを実践的に学んだりすることができます。
さまざまな課題に自ら挑戦できる機会や、女性のキャリア形成に焦点をあてた魅力的なプログラム、テンプル大学ジャパンをはじめとする海外大学との合同プロジェクトや認定留学プログラムの数々が皆さんを待っています。そして、私たち教員の役割は、一歩前に踏み出そうとする皆さんの背中を押すことだと思っています。新入生の皆さんも、先輩たちと共に、自身の可能性を大きく広げてくれることを期待しております。
ビジネスデザイン学科の学びの様子や先輩たちの活躍は、この学科ブログだけでなく、「学科プログレスレポート」に詳しく掲載されています。是非ご覧ください。
※入学までに準備して欲しいこと
大学に入学すると、皆さんは「生徒」から「学生」となり、社会に羽ばたくための最後の準備にとりかかります。学生の皆さんには、
1)生活習慣を整え、自ら学ぶ姿勢を持つこと
2)一歩前に踏み出して、何事にも挑戦してみること
3)社会とのつながりを体験し、社会に生きる個としての責任を実感すること
が必要だと考えています。
入学への準備として、皆さんには、高校までに学んだことを踏まえて、社会で今何が起きているのか、経済がどのように動いているかを感じ取るための「視野」を広げて欲しいと思っています。皆さんは、高校で「現代社会」の授業を受けたと思いますが、そこで使用した資料集は話題の宝庫ですから、もう一度読み返してみてください。また、新聞やテレビのニュース、雑誌に出ている記事を読んで、分からないことを調べてみたり、食事の際に、家族に協力してもらって、そうした話題について議論したりすることも良いでしょう。
もう一つ、高校で学習した英語力を維持・向上する努力を怠らないようにしてください。高校までの学習の総仕上げとして、英検やTOEICなどを受験し、現在のレベルを確認しておくこともおすすめします。ビジネスデザイン学科では、2年次前期のボストン留学に必要な英語力を身に付けてもらうために、1年次に英語の勉強をかなり集中的に行います。まず、入学時のオリエンテーション期間中に受験するテストの結果を基準に、実力レベル別のクラスを編成します。その後は、学科が費用負担して受験するTOEICの点数等を基準に、クラス替えをして行きます。やる気のある学生ほど、高度な講義を受けることができます。3年次以降にテンプル大学日本校や海外の協定大学への認定留学を考えている人は早めに語学力強化に取り掛かることをお勧めします。
合格者の皆さんに桜がきれいな春のキャンパスでお会いできることを、教職員一同、楽しみにしております。