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<3分でわかる>ディベートって実際どんな授業??履修学生に聞いてみました!

みなさん、こんにちは!ビジネスデザイン学科4年の丸山です。

突然ですが、皆さんは「ディベート」をご存知ですか?小学校や高校でやったことある人や、部活でやったという人もいるかもしれません。

改めてディベートとは、ある議論に対して肯定・否定などの異なる立場に分かれて行う競技形式の議論のことです。

実はこの本格的なディベートがビジでは授業として開講されています!!(担当教員は高雄先生・藥袋先生のTeam-Teaching)

今回はそんなディベートを履修していた4年のSさんへのインタビューを通してディベートの魅力に迫っていきたいと思います。

Q1. ディベートを取ろうと思ったきっかけを教えてください

「伝える力」を養いたい!と思い、履修しました。昔から何か1から企画したり考えたりすることは好きなのですが、頭の中で考えたことを上手く言語化することには苦手意識がありました。なので、大学生活4年間では前に立って自分の意見を述べる機会を自分で作り、苦手を克服していくことを意識し、その一つとしてディベートを受講することを決めました。

Q2. 履修前後でディベートに対してギャップはありましたか?

正直、履修前はある意味ちょっと意地悪になることが大切なんだろうなと思ってました(笑)その場で相手の矛盾を見つけて突いて追い詰めるイメージがあったので。。ですが実際受講してみると、いかに事前準備を行うかが大切だと実感しました。

オンラインディベートの様子

Q3. 授業中を通して学んだことはどんなことでしょうか?

大きく分けると3点あります。
まず1点目は、聞く力がついたことです。ディベートでは各チーム立論と呼ばれる軸となる文章を考えるのですが、相手の立論を聞くときは、大量の情報を瞬時に書き取り、質疑に備えて処理する必要があります。これには予想以上に集中力が求められました。
そして2点目は、自分の中の常識を疑う癖がついたことです。ディベートでは、ときに論題に対して自分が持っている意見とは反対の立場を取らなければいけないこともあります。そのようなとき、どうしても主観が議論の邪魔になることがありました。ですが、試合数を重ねるにつれて事実に基づいて客観的に判断することに徐々に慣れていき、先入観にとらわれず自分の中の常識を疑うことができるようになりました。これは大きな収穫だったなと思います。
3点目は、あらゆる社会問題の知識がついたことです。授業では環境問題、積極的安楽死、ネット規制、選挙義務化などの比較的重めな論題が扱われました。元々知識がなかった私にとって1から調べて理解することは難しかったのですが、その分とても力になりました。ディベートでは自分の立場の主張だけでなく、質疑や反論対策として相手側の主張も理解する必要があるので、一方的な視点だけでなく多面的に問題を分析することができました。これはビジネスの場でも活かせるスキルだと感じています。

授業内で使用したメモ

Q4. これからどんなことに活かしていきたいですか?

聞く力、常識を疑う癖、社会問題への関心、全てが社会人になってから役立つものだと感じています!
また私がこの授業を通して養いたかった「伝える力」ですが、伝えたとしてもそれが相手にしっかり伝わらなければ意味がないのだと授業を通して気付かされました。「伝わる」ためには相手が理解しやすいように文章を工夫することや、思わず聞いてしまうような話し方・構成を意識することが大切だと思いました。何事も準備が大切ですね!

Q5. 最後に履修を迷っている方へひと言!

ここまで読んでくれた人にはもしかしたらすごく大変な授業に映っているかもしれませんね(笑)
正直、決して楽な授業ではないと思います。課題もほぼ毎週あるし、試合の時は脳内フル回転で集中します。。ですが、個人的には4年間の授業で一番達成感を感じることができました!
難しい論題でも、先生が手厚くサポートしてくれるので大丈夫です◎ぜひチャレンジしてみてください!


ここまでお読みいただきありがとうございました!
ぜひ授業選びのヒントにしてくださいね◎ もし授業のことで聞きたいことや懸念点があれば、担当教員の高雄先生・藥袋先生までご連絡お願いします。